高齢の母がホームに入り、身の回りの負担が消えたのは、ほんとうにお互い楽になったなと安心してました。ホームの方も、家族のように温かくお世話しますからと言ってくれたので涙がでてきました。これからは、わたしに遠慮して用事を頼まなかった母も、明るくなってわがままを言ってくれたらいいなと感傷にひたってました。しかし、そんな時に婦人科の悩みがでてきました。自分も年齢を重ねている証拠ですね。女性特有の癌がありますから、調子が悪いと大変気になりました。母の老いと自分の老いを目の当たりにしています。
むかしからたまに月経とは違う出血を起こしていたのですが、毎晩の飲酒と不規則な生活が原因なのかこのころには、不正出血を頻繁に起こすようになっていました。放っておいてもしばらくすれば元に戻るだろうと軽く考えていたのですが、二か月間の間一向に出血が止まる気配がありませんでした。そのため、婦人科を受診しました。
ホルモンの数値を検査したり、子宮がんの検査をしたりいろいろと検査をしてもらったのですが、ホルモンバランスの乱れが原因ではないかというあいまいな結果でした。最初に受診した時は、すぐさま出血が止まるような薬を処方してもらいました。薬の服用後三日ぐらいで出血が止まりました。しかし、また二か月ぐらいたつと同じように出血が続きました。そのため、再度病院を受診したのですが、先生から漢方薬を勧められました。即効性はないので、飲み続けなくてはいけないのですが、副作用などの心配がないということで漢方薬を服用することにしました。
それから、何年も漢方薬を飲み続けています。薬をもらうために通院を続けているのですが、たまに面倒になり薬が無くなっていてもしばらく病院に行かずにいたりしたことがありました。すると、再び出血が起こりました。漢方薬の効き目は素晴らしく、きちんと飲んでいれば順調に過ごすことができました。
現在は、規則正しい生活。そのため、ためしに漢方薬を辞めてみました。やめて三か月になりますが、きちんと月経もきますし、不正出血も起こっていません。いかに生活が不規則だったのかということを改めて思い知らされました。
また、更年期・閉経を迎えた時期のホルモンバランスが気になっています。声が男性化したりシワが増えたりと見た目にかかるストレスや悩みを抱えるかもしれない。常に情報は、最新のものを得ようと思っています。